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公共工事を受注するまでには、経営事項審査、入札参加資格申請といった手続が
必要であり、書類作成の手間や時間がかかります。
しかし、公共工事には民間の会社や施主が発注する工事にはないメリットがあるのも事実です。
メリットがあるのは大手の業者だけではなく、小規模業者にとってもメリットは十分あります。

一つは、工事代金が現金で確実に支払われることです。
経営の安定には、貸倒れのリスクがないことは非常に喜ばしいことです。

次に、景気に関係なく安定した発注量があることがあげられます。
不況になると民間工事は減少することになりますが、公共工事は景気対策として利用されることもあるため、発注量は安定しています。

加えて、公共工事の実績は信用アップにつながります。
特に新規の取引先や金融機関には技術の証明として役立つことでしょう。

手間や時間はかかりますが、公共工事を受注することは、経営を安定させる上でプラスに働くことは間違いありません。