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審査項目詳細

・工事種類別技術職員数(Z1)
・工事種類別元請完成工事高(Z2)

技術力(Z)の計算式

技術力(Z)=0.8×工事種類別技術職員数(Z1)+0.2×工事種類別元請完成工事高(Z2)

■工事種類別技術職員数(Z1)

工事種類別技術職員数(Z1)とは、許可を受けている建設業における技術職員の数を、技術職員のランク別に次のように求め、その値に対し、段階的に区分けされた算出テーブルを用いて評点が求められます。

技術職員数値=1級監理技術者講習受講者数×6+1級監理技術者講習未受講の1級技術者数×5+基幹技能者数×3+2級技術者数×2+その他技術者数×1

基幹技能者とは、登録基幹技能者講習の受講者で、登録基幹技能者講習修了証を保有している者をいいます。

技術者によっては、複数の業種に対して資格を持っている場合があり、その場合には、1人につき2業種まで技術職員として申請することができますが、3業種以上の資格保有者であれば、どの業種の技術職員として申請するべきかの判断が必要になります。

■工事種類別元請完成工事高(Z2)

工事種類別元請完成工事高(Z2)とは、許可を受けている建設業における元請としての年間平均完成工事高で、経営規模(X1)で利用される年間平均完成工事高から下請としての工事を除いたものです。
工事種類別元請完成工事高(Z2)の金額に対し、段階的に区分けされた算出テーブルを用いて評点が求められます。

工事種類別元請完成工事高(Z2)は、経営規模(X1)で利用される年間平均完成工事高と同じように、直前2年間または直前3年間の選択が可能になっていますが、経営規模(X1)で利用される年間平均完成工事高と同じ選択にしなければなりません。